5月28日に開催しました「5月定例会&体験会」の報告です。
参加者総数:51名
初参加:12名
当事者:11名
小児のご家族:4組
自己紹介の様子です。
今回は3Dプリンタで作る補装具について研究している大学院生が来てくれました。
【metacast project】(メタキャストプロジェクト)
首都大学東京大学院システムデザイン研究科
竹腰美夏さん
〜定例会参加者談〜
研究者はもちろん義肢装具士、作業療法士の方々のご参加も増え、このようなディスカッションはとても有意義だと思います。エンジニア、プロダクトがないと始まらないのでこういうケースはどんどん増えてほしい。
後半は3つのブースにわかれ、交流タイム
【YKKさんによるファスナー、バックル、ファスナーを使ったリフォームの展示や試着】
ファスナーリフォームについては「どこでリフォームできるの?YKKさんにやってもらえるの?」というご質問が多数あったようです。リフォームについては専門の会社がありますので次回以降ご参加をお願いしてみようと思っております。
また、前回4月にヒアリングした片手操作ファスナーの改良版も作成中とのご連絡がありましたので、次回の定例会にまた来ていただく予定です。
【HACKberry体験ブース】
多数の方に体験していただくと同時に、数種類の義手が勢揃いしました。
その傍らでも色々なディスカッションがあり、新しいアイディアが飛び交う場にもなっていました。
小児のご家族のご参加も多かったので、色々と種類が揃いました。
能動義手で玩具を試している小児のご様子
恒例のホワイトボードお絵かきも…あれ!小児じゃない?
今日は大きなエヴァンジェリストと未来の小さなエヴァンジェリスト、ユニフォームみたい!!!
【肩離断用の肩パッドの試作品の展示】
(事情により写真の掲載はできませんが…)
肩離断者用の肩パッドを文化服装学院形態機能研究所と製作中です。
装具ではない、洋服や下着感覚で装着出来るものを研究中。
詳しくはこちら
また文化服装学院形態機能研究所さまのご厚意によりお預かりしたGUNZE「KIREILABOキレイラボ」という肌への負担が少ない下着の展示もさせていただきました。
【GUNZE「KIREILABOキレイラボ」】
糸を全く使わず特殊な接着剤で仕上げることで縫い目による肌当たりをなくし、肌に刺激となるタグはプリント仕様になっています。私たち障害者に限らず、肌や体に負担が少ないのはとても楽であると同時に価格も手頃になっています。
通販サイト:GUNZE「KIREILABOキレイラボ」
傍らでの、セルフケアとアロマテラピーの様子。(希釈したアロマオイルを極少量つけてもらいました)
最後に皆さんと集合写真を撮影をし、2時間という時間もあっという間に過ぎ閉会させていただきました。
場所を変え、懇親会は29名のご参加。会場は五反田にある「ワイン酒場 東京食堂」さんにて、賑やかに皆さまとご一緒させていただきました。懇親会に初めて参加された方々も多く、交流会とはまた違った賑やかさに驚かれながらも楽しんでいただけたご様子でなによりです。
二次会、三次会、と夜は更けて行きました。
毎回のことなのですが懇親会、二次会、三次会でより深い話をし、新たなアイディアも飛び交う現状です。
週明けには早速ご提案の構想のご連絡もあり、形にするためにしっかりと繋げて参ります。
また、今回は直前に東京大学大学院情報学環のドキュメンタリー制作のインタビュー及び撮影がありました。
午前中にエヴァンジェリストと理事のインタビュー、午後に定例会の様子、懇親会では参加者へのインタビューなどがあり、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
次回の定例会の予定は6月25日(土)
場所・時間などの詳細は後日改めてアップさせていただきます。
また、お会いできますこと楽しみに、まだお会いできていない方々にもご縁が繋がりますように・・・