2016年10月30日(日)
株式会社今仙技術研究所と共催で名古屋にあります日本聴能言語福祉学院をお借りして「MAJ体験会&交流会@名古屋」を開催しました。
日曜にも関わらず、たくさんの方にお集まりいただきました!
東海地方の元気キッズ達や関連する方々など、また素敵なご縁が繋がりました。
最初にMAJ倉澤よりMission ARM Japanの活動と、設立に至った病気と障害について少しお話しさせていただき、続いて、exiii近藤さん(MAJカタリスト)によるHACKberryの講演。
交流タイムは、広い会場を大まかにHACKberry体験・小児・当事者(幻肢痛)とエリア分けしたので、MAJメンバーそれぞれに感想や報告をあげてもらっています。
跳び箱用の義手・鉄棒用の義手・普通の装飾用の義手など、色々な義手を持っている小児がいらっしゃいました。
また、小学校高学年で義手無しで生活してるもうすぐ中学生になる男の子ともやっと会うことができました。
「小学生の頃の自分と義手に対する捉え方が似ている気がした」「筋電義手は開閉スピードが遅いからあまり使わない」と言っていたのが印象に残っている、とメンバーからの報告もありました。
キッズ達とは、実際に義手を使っているところを見せ合ったり、一緒にお手玉など義手を使って遊ぶってとこがポイント。義手はリハビリを必要するものだから、リハビリを嫌いになってほしくないので楽しく楽しく・・・
東京の定例会にご参加くださっているご家族や京都からお越しのご家族とゆっくりお話できました。奈良の片腕料理人さんをご紹介頂いたり情報交換できました。
その中で、成人の後天の方のそれぞれ親御さんのお気持ちも色々あり、ご家族とのコミュニケーションにも必要性を感じました。
大人数でしたがアットホームな雰囲気で和気藹々としていて、友人達全員とても楽しんでいました。すごく良かった、勉強になったとの感想を頂いております。
小児の義手があんなに集まる機会は珍しく、義肢装具士(の学生)さん方が色々質問して下さいました。
当事者と家族や関わる人との関わり方が重要なんだと思います。
事故で欠損した自分を含め社会復帰は、アイテムに頼ってもあまり意味がなく義手を手に入れるプロセスで本人の経験や、人間関係など自分自身で築いた物にのみ自信を感じ社会復帰の一歩なるんだなって感じました。
当事者さん参加型の体験会として今回は、みなさんの反応が、今までの体験会でも一番良かったのではないでしょうか。
参加者さんから色々感じさせられ こちらも得るものがたくさんありました。
終了後は別の会場にて懇親会も開催し、ゆっくり交流をさせていただきました。
次回の名古屋交流会を楽しみに散会いたしました。(来年の春に企画予定です)
開催の様子をムービーでご覧ください。
(メンバーの一部は名古屋に一泊し、翌日味噌カツを堪能しました^^)